クラリネット奏者・叶光徳の日記です


by clarinette-kanou
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行ってきました

今日の早朝に仙台を出発して登米に行ってきました。

南三陸町の方々が避難している中学校へ。
ちょうど昨日から三陸道が通れるようになり、ラッキーでした。

その中学校の吹奏楽部の皆さんの演奏のあと、我々の演奏。そして、最後には合同演奏をしました。

どのように振舞ったらいいのか、とても緊張しました。

でも、演奏中、会場の空気がだんだんやわらかくなってくることがわかって、やっぱり音楽の力ってあるんだということを感じることができました。
最後には予定になかったアンコールもさせていただきました。
とても喜んでいただけたようです。

中学校の先生のほうには「涙が止まらなかった」との声がいくつもあったそうです。

もともとは昨年アウトリーチで演奏しにいった小学校の生徒さんが避難している、ということで伺ったのですが、テレビでしか見ていなかった光景の中に身を置いてみて、その深刻さに何度も涙が出ました。
演奏後、その学校の校長先生、音楽の先生といろいろなお話をして、避難所の実際の話をじかに聞くことができました。がんばってください、などと簡単にはいえない。

帰り道、行くときには気がつかなかった東部道路から東側の津波の爪跡にも言葉を失いました。

復興には長い時間が必要なことは確実ですがまず、絶望から少しでも希望を見つけ出せるようにただ、祈るばかりです。

私たちも、このような形で演奏することのありかた、心構えをしっかりもって活動しないといけないということを重く重く感じた一日でした。
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by clarinette-kanou | 2011-03-31 16:27

ガソリン

昨日、ブログを更新した後ガソリンスタンドに並び、2時間ほど並んで4000円分買うことができました。

そして、今日もう一度並ぼうと思ったらすでに終了後で残念ながら失敗。

なので登米まで往復はちょっと心配、というか、往復は大丈夫でもその後数日並ぶ時間もないし、数日後に入れに行っても並んでいる途中でガス欠というのも困るので明日は仲間の車に乗せてもらうことにしました。

いま、とても緊張しています。
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by clarinette-kanou | 2011-03-30 23:26

明後日

明後日、登米市内の避難所になっている学校に演奏しに行くことになりました。

先日、昨年アウトリーチで行った南三陸の小学校のみなさんが私がコンクールの時期に指導に行っている中学校に避難していると知りました。
その吹奏楽部の顧問の先生と連携して吹奏楽部のみなさんと一緒に激励コンサートを開くことになりました。

チェンバーのメンバー5名とエキストラでピアノをお願いした方の6名で行きます。

いまからそのためのガソリン調達に並びます。
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by clarinette-kanou | 2011-03-29 10:33

発表会

4月3日、当初の予定通り発表会を開催できることになりました。

震災以来、開催に向けていろいろと手を尽くしてきました。

生徒さんの中には津波の被災地の方もいたり、公務員で災害復旧のことで毎日お忙しくされていたりして参加できなくなった方もいます。ですが本人やご家族が亡くなった方がいなかったのは幸いというほかありません。

生きていくだけで大変な今の時期なのに当初の予定の半分ほどの10名の生徒さんが参加してくださいます。
みんなで演奏して励ましあうことでこれからのパワーにしたい。と思っています。

生徒さんの発表の後は私と共催者のヴァイオリンの岡さん、そしてピアニストの門脇さん、菅野さん、いつも一緒に演奏しているフルートの渡邉さんにもきてもらってミニコンサートにします。

会場はサンリツ楽器仙台本店さんの2階クリニックルーム。
若林文化センター展示ホールの予定だったのですが地震で使えない状態のため、サンリツさんにお願いして部屋をお借りました。

どなたでも入場できますが座席数が少ないためもしご希望の方は事前にご連絡いただけると助かります。
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by clarinette-kanou | 2011-03-28 21:01

自転車

今日は午前中、上野山小学校の卒業式に。

いつも以上に感動しました。子供たちの表情に救われます。
いつもあたりまえにしていることひとつひとつに感謝や感動があります。

昨日も震災後初めてレッスンをしました。
すごく楽しかった。
ああ、やっぱり音楽って素晴らしいなと思いながらのレッスン。

卒業式のあとは自転車を直してもらいに。
実に4年ぶりぐらいの自転車です。乗ろうと思ったら前も後ろもパンクしてました。
中学生時代から行っていた近所の自転車屋さん、久しぶりでまだ営業してるかが心配でしたが修理だけはいまでもやっているとのこと。どこに行くもの自転車だった高校、浪人時代を思い出します。

早速自転車で銀行に行ってみました。なかなか快適。

この先、駐車場代もガソリン代も節約しないといけないので市内の移動はできるだけ自転車を使うことにしよう。ダイエットにもよさそうだし。ダブルケース担いで自転車通勤です。
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by clarinette-kanou | 2011-03-25 17:32

吹きたい曲

この地震がおきてから、うちにいる時間が長くなったので撮りためていたオペラなどを見ていました。

その休憩中にたまたま流れていた「ヴィクチリアン・キッチン・ガーデン」というクラリネットソロの曲があまりに美しく、吹きたくなりました。

注文しても果たしてくるだろうかと思いつつ、先日楽器屋さんで楽譜を注文しましたが、まだいつつくかはわかりません。今日から東北道も一般車OKということで早くついてくれることを期待しています。

4月3日の発表会や9日のホシヤマサロンコンサート、29日の国分町、ランシングでのクラシックライブで取り上げたいです。
目を閉じると、イギリスの庭園が目に浮かぶような曲です。


毎日、原発や放射能のニュースが流れていて、恐ろしいという思いがあります。でも、いままで豊かな生活を提供してくれていた発電所です。まずそのことに感謝して、これ以上トラブルなく無事に成仏(という言葉が妥当かわかりませんが)してくれるように祈っています。
もちろん、現場で命がけで作業を進めてくださっている方々にも、恐れではなく、感謝で祈ろうと思います。
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by clarinette-kanou | 2011-03-24 11:13

駅前

今日は久しぶりにオープンしたアエルのホシヤマ珈琲さんに。

ガスがまだ復旧していないため暖房がつかないそうで、ちょっと寒い店内でしたがまたあのおいしい珈琲が飲める幸せを感じました。

本来なら昨日、今日は「スパシャルコンサート・クラシックの夕べ」の本番でチェンバーで演奏するはずでした。

お店方と「必ずまた開催しましょう」と誓い合いました。

車は東口においていたのですがちょっとだけ仙台駅の周りも見てみました。
新幹線ホームはよくテレビにでますが外側にもダメージが大きいようです。
レンガ色の駅舎は仙台のシンボルでもあったのでショックです。一日も早い復旧を祈ります。

原発の事も気になりますが、仙台の街中は活気も出てきてショックの中にも復興するぞという気迫も感じます。私も時々不安に襲われてしまいますがそれぞれが自分の仕事に一生懸命な人の姿を見るだけでパワーをもらう気がします。「自分は一人ではない」ということを忘れずに過ごしたいと思います。
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by clarinette-kanou | 2011-03-23 21:07

街の様子

昨日から楽器屋さんで練習を再開しました。

10日も吹かないと30分ぐらいで口がバテます。
とりあえず、昔やったエチュードを吹いたりしてリハビリです。
元気に演奏することがきっといずれ人の役に立つ、と信じて励みます。

練習した後は買い物と仙台の街がどうなっているかを確かめに一番町へ。
まだ休業中のお店も多い中、飲食店の方が弁当を売っていたり、農家の方が野菜や惣菜を売っている露店がたくさん出ていて活気があります。
夕方でも売れ残っているようなので仙台中心部は徐々に回復していることを感じます。

定禅寺通にあるいつも行く紅茶屋さんが開いていたので入ってみました。
なんと17日から営業していたそうです。うれしいことです。

ホシヤマ本店も開いていて、入ってみましたが今日はもう閉店とのこと。
あの地震でもカップは20脚ぐらいの破損ですんだそうです。すごい。
明日、アエルにも行ってみようと思います。

仙台の上空には絶え間なくヘリコプターの音が響き、道を走れば全国の車のナンバーの災害復旧の車両が走っています。今日も宇部の給水車を見ました。
感謝で涙が出ます。全国のみなさん、ありがとうございます。
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by clarinette-kanou | 2011-03-22 18:29

再起動

今朝の河北新報朝刊に演奏ボランティアの希望の記事を載せていただきました。
生活情報の「伝言板」にあります。
東北の音楽家として社会に対して少しでもできることをしていきたいと思います。
このブログをご覧の皆様、少しでも広めていただけたらうれしいです。

ユニオンでのボランティアも上記のように動き出しましたが4月3日に予定している発表会もなんとか予定通りに開催したいとこれから動きます。
会場が使えるか、レッスンが2週間まったくできない状態で何人さんかしてくれるかなど、ハードルはありますが、こんなときだからこそみんなで演奏することによってなにか、エネルギーを分かち合えないかと思います。
生徒さんが少なかったら半分は講師の無料公演にしよう、という話もあがっています。

とにかく、今月中の本番はすべてキャンセルとなり、私も地震の日からまったく楽器に触っていません。
明日あたりから練習を再開するつもりです。
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by clarinette-kanou | 2011-03-20 10:08

できること

今朝、NHKを見ていたら、「いま被災地に必要なものは?」の中で「国境なき医師団」の方(だったような気がする)が「燃料、食糧、…」最後に「生演奏」と言う言葉がでてきて、体に衝撃が走りました。

いずれ…とは思っていたものの、その一言ですぐ動く決心をしました。
まず音楽ユニオンの役員の皆さんに諮り、河北新報の方に電話しました。

たぶん明日の朝刊に載ります。

ガソリンの都合もあるので最初はあまりとおくには行けないと思いますが、ユニオン会員で被災地に演奏しにいきます。

詳しくは明日の河北新報朝刊をご覧ください。

私も震災以来クラリネットを吹いていませんが自分が役に立てるのはやはり演奏かと思います。
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by clarinette-kanou | 2011-03-19 19:55